渡辺翔太くんについて

 

タイトル通りです (雑)

 

詳しく言うと、新規オタクが昔の渡辺くんについていっぱい調べた結果、やっぱり渡辺くんのことがすごく好きだな…と思った話です。

もっと言うと、『Snow Manの中での渡辺くんの立ち位置(役割)、個性』についてです。(それをタイトルにするんだよ)

でも分析しはじめたと思ったら最終は「好きな渡辺くん」の話になります。本当に意味がわからないブログです。暇で暇で仕方ない人は暇つぶしだと思って読めるとこまで読んでください(笑)

 

※いちオタクの戯言とはいえ、公式の発言と自分の目で見たもの以外は完全に鵜呑みにしないようにしているので、欲しい雑誌や切り抜き数百枚も買って読み漁りました。*1公式の発言と自分の感情、第3者の感想(他人のツイートとかね)が混同しないようにだけ気をつけて書きたいと思います。

 

 

 

まず初めに、このブログを書くきっかけ

私が読んだ中で、どうしようもなく渡辺くんの人間性、そして"Snow Man渡辺翔太"としての在り方が好きだなと思った雑誌が、TVガイド2019,2.8号と2016年のDance SQUARE Vol.12 の2つです。

テレガイは持っていたけど、ダンスクvol.12をやっと購入して読んだ瞬間、文字通り雑誌を閉じたその瞬間にこのブログを書き始めました。雑誌の内容は後で出てくるのでここでは飛ばします。

 

 

 

少し遡って、『役割』について考えたきっかけ

渡辺くんのファンになって本当に日が浅い頃、中古ショップでキスマイさんの『2014Concert Tour Kis-My-Journey』のライブDVDを購入しました。(バックにすの*2 の4人がついています)メインで歌うコーナーこそ無いものの、特に玉森くん北山くんのソロ曲のバックについてJrとしての仕事を全うし、その上で目立つ立ち位置にいる4人を見てすごく誇らしい気持ちになりました。

 

パフォーマンスを見終わった後に見た大喜利コーナー

 

 

 

『……………村長(司会・天の声)、翔太じゃない?』

 

びっくりびっくり。変声機通してるけど喋り方がめちゃくちゃ翔太。罰ゲームのケツバット集団があべさくだてなのに翔太いないしね。

………え?……まじで???まじで回してるの???

このコーナーにおける村長、司会進行だけじゃなくキスマイ兄さんのボケを後輩とは思えない当たりのキツさでツッこんでるんですよ。それもそのはず、村長役は中居くん(扮するスルメさん)だという設定なんですよね。

 

すぐにTwitterで検索しました。当時のレポを引用したいところなのですが、一切知らない方のツイートを引用する訳にもいかないので、ニュアンスが伝わるように書いてみます。(全てJr担ではなくキスマイ担の方のツイートを選んだつもりです)

 

・村長なべしょのツッコミが天才(笑)

・芸人さんかと思うほどツッコミがキレキレだった!

・ツッコミが的確で鋭すぎたから渡辺くんって子頭の回転早いんだね

・村長ドッカンドッカン笑い起きててすごかった

・自由にボケる先輩を捌いていくなべしょいてこそ

・なべしょ村長の返しがことごとく素晴らしかったコーナー

・回し特にグダることもなくうまかった。声だけの出演がもったいない

大喜利コーナー、ツッコミのおかげで去年より格段に面白くなってる(笑)

・(2015年)去年の村長面白かったから今年は物足りなかった

 

 

 

好きじゃない?!( ;  ; )

 

 

もちろん一個人の意見を見ただけで「え〜渡辺くんのおかげで面白くなかったコーナーが面白くなったんだ〜」なんてそんな考えにはならないけど、本当に渡辺担以外からの褒めるツイート多かったんですよね( ;  ; )正直DVD見たときに「キスマイのファンの人は嫌な思いになってないかな?」って心配にもなって、思いつく限りのあらゆるマイナスなワードで検索かけたけど、私が見た限りではほんとになくて、(もちろんそう感じた人もいるかもしれないけれど)単純に渡辺くんのポテンシャルの高さに驚かされました。

 

 

ひと通り感心してから思い出したのは、

 

 

「…そうじゃん。渡辺くんMCだったよね。あれ、いつからふっかに代わったんだろう…」

 

 

 

あれ?って思いながら思い出したのは、最近の渡辺くんが「康二が入ってから、前よりトーク力が上がった。」って言ってたこと。(って思って調べたけどいつの発言かわからなかったのでもしかしたら夢かもしれない…でもたぶん言ってた…ニュアンスだけど…もし渡辺くんが言ってなくても他のメンバーが絶対言ってる…はず…)

 

「もし渡辺くんが、『自分がMCをしていたときはダメだった。だから交代したんだ。』なんて思っていたらどうしよう。確かにあのとき評価を受けていたのに自信を無くしていたらどうしよう。」

 

 

なんて勝手に心配しはじめた私が読んだのが2016年のダンスクの渡辺くんでした。(ここでやっと冒頭に戻る)

渡辺くんが発した言葉ひとつひとつが好きなので、端折りながらも引用します。

 

Snow Manというグループになってから"自分が前に出るには"じゃなくて、"この人たちと一緒に前に出るにはどうすればいいか"っていう考え方に変わっていったんです。

どうすればこの6人で前に出ていけるだろう、6人のなかでの自分の役割って何だろう、っていうことをずっと考えています。

役割についての僕の考え方は、"消去法"ですね。グループとしてやっていく上では、踊りと歌がいくらできても、喋りができなかったら印象に残らない。そう考えた時に周りを見たら、喋りができる奴がいなかったから、じゃあ俺がやったほうがいいのかな、と思いました。

元々喋りが得意だったわけじゃなくて、〜(中略)〜 自分の性格的には、本当は回すことより、深澤みたいにイジられるポジションのほうが向いてるのかもしれません。でも僕がそれをやっちゃうと、回す奴がマジでいないし、同じポジションの奴は2人も要らない。だから喋りを磨くために、〜(中略)〜 自分なりに努力しています。

(メンバー)各々のキャラを生かしながら、自分のキャラも出していこうと思うと、ほんっとに難しいですね。僕のキャラに関しては、嫌われ役でも全然いいと思ってるんですけど

それと、仕切れる奴も、本当は僕以外にもうひとり欲しいんですよね。僕がイジられてる時、じゃあ誰がフォローするの?ってことが〜…

グループ全体のキャラを見つけたいんです。あくまで僕の個人的意見ですけど、それが今のSnow Manに足りないものなんじゃないかなと。

 

 

 

ああ、心配するところが全然違ったな。まるっきり正反対だ。こんなにも渡辺くんのことをわかってなかったのか、と。

 

 

 

「自分がやっていた役割に自信を無くす」のではなく、「自信がなくても必要な役割を担っていたんだ。」

「グループの中での自分の役割が無くなる心配」なんかじゃなくって、「俯瞰して見たときにグループに必要な役割を探して自分が補おうとしてたんだ。」

 

 

 

渡辺くんは"自己犠牲"な人だな、と思います。犠牲と聞くと悪印象にも聞こえるけど、たぶんそういう意味じゃなくて。

 

同じダンスクでは、クリエのソロ曲選びについて、

"みんなが選んだ曲にないもの"というのが決め手になることが多いです。グループとして、どんなにいいところがあっても、できていないことがあったら、そっちの印象のほうが強くなってしまうと思うんですよね。欠けている部分を作らないために、自分がソロ曲でやるべきことは何だろうと考えて、去年の場合はそれが歌でした。

 

 

 

少し話がズレるんですけど、渡辺くんと阿部くんは"真逆の人"だと思ってるんですよ。根本は似てるけど違うのか、似てるけど根本は違うのか。どっちかはわからないけど、

渡辺くんが「グループの為に、足りないところを自分が頑張る人」だとしたら、阿部くんは「自分が頑張ったことを、グループの為にする人」みたいな、そんな違い。違うお互いを認め合ってる2人が凄く好きなんですけど、まさにそんな渡辺くんの気持ちがわかる、阿部ちゃんに向けた言葉があります。

 

阿部ちゃんが気象予報士の資格を取ったのは、うれしいと同時にちょっとやられたなっていうのも正直あって。グループ全体としてはものすごくいいことだし、本当にまずは祝福と武器をありがとうっていう気持ちだけど、頑張ったのもフューチャーされるのももちろん阿部ちゃん本人だから。もちろんグループ名を背負ってくれてるからうれしいんですけど、ちょっとした悔しさっていうか、武器って必要だなってあらためて気付かされたところはありますね。でも阿部ちゃんがいなかったら、僕らは何もわかってないから。〜(中略)〜気象予報士の資格も、グループにとって最強の武器だと思ってる。悔しさも大事にしつつ、みんなで素直に喜んで、むしろ阿部ちゃんにあやからないと。

 

全体を見る洞察力を持って足りない部分を補填できる、オールマイティな渡辺くんは、自分のことを「個性がない」と言っていました。そんな渡辺くんにとって"自分の武器"を見つけた阿部くんのことが羨ましい気持ちもあったのかなぁと思います。

 

ダンスクの「阿部亮平さんへひと言」に、

新しい風をありがとう

と言っているのを見て、この人はどこまでも主語が"グループ"なんだ、と驚き、感動しました。

 

渡辺くんは自己犠牲の人だと言ったけど、本人にとっては1番それがラクなんじゃないかなぁと、本当になんとなくだけど、そう思います。

 

 

渡辺くんの発言の中で、特に深澤くんに対する発言が凄く好きで、1番わかりやすいのがテレガイのインタビューです。

ふっかはグループの中で一番大人。とにかく場の空気を読む。それはもう、良くも悪くも自分の気持ちを捨ててまで。常に俺ら6人がなるべくもめないように考えていて、「あ、俺がこれ言ってもめるんだったら一歩引こうかな」とか、そういうことも考えられる人。〜(中略)〜ふっかがいないと成り立たない。だからその分、フォローってつもりでもないけど、ふっかが「あ、これ言いづらそうだな。でもこういうことが言いたいんだろうな」って思える時は俺が代わりに「こういうことじゃないですか?」って言うようにしてる。たまにはね。[TVガイド2019,2.8号]

 

「この人は周りを見れてる」って言えるのは、周りを見れてる人だけだと思います。

 

そんな翔太を知ってか知らずか、深澤くんは

鋭いことを言ってくれるのが翔太。特に俺は絶対に言えないから。そこを言えちゃう性格がすごい好き。いつも『これこれ!』って思う。」

 

って言ってるのがまたなべふかっぽくて好きなんですよね〜。どうなんだろう、ふっかは「これこれ!」って思う翔太の発言を、翔太は「ふっかの言いたいことを言ってる」ことに気づいてるのかな?どちらにしても凄く良い関係だなぁと思います。

 

たまに、渡辺くんがMCをしていたころの名残が見える瞬間が、「MC担当の深澤くんのサポートをする、元MC担当の渡辺くん」だと思ってて、

阿部「そういうときにフッカがMCで仕切ってくれると、やっぱり安心感があるんだよ。」

渡辺「そうそう。優しいから、キツイツッコミしないし。ちょっと毒があったほうがいいなら、そのときは俺が毒吐くから(笑)」[Wink Up 2020.5]

とか、他にも初のリモートでのYouTubeで、回し役として1人1人に話を振って自分の話は出来ていない深澤くんに「ふっか、ふっかはないの?」って話を振ったり。[https://youtu.be/NLsGKa42Yyw 13:42 14:13]

 

 

周り見てるなぁ、支えてるなぁ、って、毎回しっかり感動します。

 

MC担当だった頃に「仕切れるやつが自分の他にもうひとり欲しい。誰がフォローするの?」って言っていた渡辺くん。深澤くんがMCをやる今、「足りていない」その位置に自分が付くことにしたんだと気づいたとき、本当にさすがだなって思いました。

テレガイの渡辺くんのページに「自分はワガママだから」という文がありました。*3他の人が言いづらいことを言い、自分のキャラを「嫌われ役でも全然いい」と自分の役割にしてしまう渡辺くん。渡辺くんの"自己犠牲"は、主語がグループになる渡辺くんにとって"グループへの妥協をしない"という意味のワガママなのかな。

 

 

 

渡辺くんにとってSnow Man>自分のスタンスは今でも変わっていなくて、2020年2月5日号のan・anでは目標を聞かれて、

まずは、先を見すぎるのではなく、自分のことよりグループを大きくすること。一つ一つのお仕事にきちんと取り組んで、自分の帰る場所を大きくすることが最優先。そのあとで、個人として、ドラマや歌のイメージがついたらいいなって。目の前のことを着実にやってきたので、そのスタイルはこれからも変わらないと思います。

 

と答えていました。

凄く、凄く信用できて、さすがだなって安心しました。

 

2019年は3本のドラマに出演した渡辺くんの演技が大好きなのでドラマのイメージがついたら嬉しいな〜と思ったり…。

Snow Manの歌唱力担当としてソロパートやフェイクパートをたくさん任される渡辺くんは「歌が得意です」ではなく「歌が好きです」と言い、「『歌担当』とまでは言えないだろうけど…、歌をがんばってる!」と言います。いつか本人が胸を張って「歌が得意です!」って言ってくれるのを聞けたらそんなに嬉しいことはないな〜なんて思いました。

 

 

 

渡辺くんは無意識的に俯瞰で周りを見れる人なのか、それすらも意図的に意識して自分の中に役割として落とし込んだのか、なにもわからないけど、私は渡辺くんがいないと成り立たないくらい重要な、大事な役割だと思います。

 

グループを俯瞰的に見て何が足りないのか分析することができる渡辺くんは、Snow Manに【必要な役割】で、好きが転じてバラエティなどで自分を売り出すためのキャラクターとして「美容キャラ」を見つけた渡辺くんは、きっと本人が求めていた【個性】で、元々「欠けている部分を作らないために」歌をやろうとした渡辺くんは、目の前のことを着実にやってきたからこそ、今、もしくは今後の渡辺くんの【強い武器】になっていると思います。

 

 

これからの渡辺くんが、Snow Manが、今よりもっと成長するのがすごくすごく楽しみです!

 

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*1:雑誌の発言も書き手のニュアンスで100%伝わることはないとも思っています。大野くんの「WUはインタビューで話した内容を変にカットしないで載せてくれる印象かな(笑)」の発言は忘れません。

*2:岩本くん深澤くんは出演していません

*3:インタビュー中ではなく、ライターさんの書いた文の中にあった一言なので、そのまま渡辺くんが発言した言葉かどうかは定かではありません